肩こりを良くする

こんにちは。東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。

肩こりを良くする

マッサージされたら気持ち良い。っていう話ではありませんよ。マッサージされたら気持ち良いですけどね。すぐに元に戻るってよく言われます。

そもそもなぜ肩が凝るのか?

肩こりのひどい方の生活習慣の中にデスクワークが挙げられます。

一日中座って、パソコンに向かっていると背中は丸くなりますよね。

正しくこんな感じですよね。首が短くなって頭は画面に近づいている。

この状態が長く続けば頭を支えている首はカチコチになるでしょう。肩をすくんでいる状態になっています。肩甲骨の動きとしては挙上。っていう動きです。

肩甲骨の挙上をするのは僧帽筋という筋肉です。

この青くなっている筋肉の右側端は肩甲骨の肩甲棘という部分の上側についているんですね。僧帽筋が収縮するとここを上(頭の方向)へ引き上げます。これが肩甲骨の挙上です。

先ほどの写真の女性の姿勢を見ると

矢印の方向へ行っています。
肩甲骨が挙上して、顎が前に出て、胸が下に下がる。

とてもしんどいんですね。体は重力で全部下に引っ張られています。

この姿勢が続くととてもしんどくなるのは当たり前ですよね。

パソコンをやめれば良いんですけど、そういうわけにも行かないじゃないですか。

だから、それをリセットすることが必要になってきます。

マッサージじゃなく筋肉を使って反対の動きを作り出す時間を作ることだと思います。

一番簡単なエクササイズだとバードドッグです。

この姿勢はがベースとなります。

矢印を入れるとわかりやすいかもしれません。

座っている女性と真反対の動きをさせています。

胸を引き上げ、後頭部を引き上げて、肩甲骨を下げる。

という状態です。この状態から動いても良いしこの姿勢からもうちょっと反っても良いかもしれません。

そしてその状態でしっかりとお腹の筋肉を働かせることで、腰痛予防にもなっていきます。

そうやって問題になっている原因を1つ一つ見つけてそれを解消していくことが肩こりの解消方法として正解が見えてくることになります。

決して一時的に気持ちが良い。っていうわけでもありませんが、日々の積み重ねの蓄積疲労をとるには結局はご自分の筋肉を活性化して自分で自分の体を守れるようにすることだと考えています。

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