こんにちは。神戸市東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
知識や情報のアップデートは基本です
最近はパーソナルトレーナーが認知され、かなり環境は良くなってきているように感じます。
その代わり、トレーニングの実践経験は豊富にあるけど、解剖学の知識が不足していたり、内科的な知識の不足、生理学の知識不足などトレーナーとして必要な知識不足でもトレーナーと名乗れちゃう現状になっております。
自分の体を変えることは素晴らしいことですが、人の体を預かり、そしてトレーニング指導や栄養指導、怪我のリスクを減らしながらトレーニングを伝えていくのは、ベースとなるものが必要だとひしひしと感じる今日この頃です。
SNSを見れば、すぐにスクワットよりも100倍効くトレーニング。とか1万歩歩くよりも1000倍効果的な〜。みたいな何の根拠もない情報が溢れています。挙句の果ては90%のトレーナーが知らない。とか書いてたりします。ほんまか??って思ったりもしております。
僕が別にめちゃくちゃ詳しいとかそういったことを言うつもりはありませんが、最低限の体についてのことはお客様に聞かれてもお答え出来ます。
それって別に特別なことだとは思っていません。
そして動きを見せたりすることもありますが、筋肉が動いているのが見えます。って言われたりもします。筋肉だけが動いているそうです。
トレーニングを実践してることはほとんどのトレーナーはしていると思いますが、それ以外のアップデートをしているのかどうかはよく知りません。
トレーニングを突き詰めていけば解剖学ですが、何となく雰囲気でいけたりするものです。生理学やその他の食生活に関してはもう論文ベースで勉強するしかないと僕は考えています。
人間て矛盾に溢れている生き物じゃないですか。
痩せたいけど食べちゃう。ってよくあるけど、それって矛盾に溢れているけど、それをあかん奴やわーって思っているうちは、人としてその矛盾に溢れている人の気持ちがわからないんです。根性で乗り越えろ。ってきっと思っています。
確かに多少の根性も必要かもしれませんが、根性だけのダイエットなんてリバウンドの餌食になるのは目に見えているわけです。
そうなってくると今度は、脳科学のことを学ばないといけないんです。
トレーナーの仕事って、どこまでいっても人との対話です。
そういう人らしさや人間臭さ。ってとても重要だと最近よく感じています。
そしてそれらを理解した上で、専門的な知識や情報をアップデートしていくことが大切だと感じています。
AIが進歩すればするほど、人間らしさを求められる仕事は増えると勝手に思っています。
動作解析や、運動力学などは最終的にはAIには敵わなくなります。
知識を入れ、情報を仕入れ、そして人間らしさを売りにする。
そういう時代だと思っています。