こんにちは。神戸市東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
同じような動き
トレーニングでは同じような動きがあります。
まずはこちらの動画を2つ
こちらの動きはヒップヒンジという動作です。股関節が動いて背骨はほとんど動いていません。
もう1つ
こちらは背骨を積極的に動かしている動作です。ロールアップっていうのかもしれません。
最終的に立っている所と、股関節が曲がっているところは同じですが、動いている途中が全く違います。
動き方が違う。ということになります。
筋力トレーニングとしてはロールアップの動きというのはほとんどしません。
SNSでの動画でデッドリフトをロールアップで上げているとフォーム警察に検挙されています。
確かに高い負荷がかかっている時には背骨の動きを強調してしまうと危険であるという判断は間違いではないと思います。
実際にはそうなりたくてなているわけではなく、動かし方を知らないからそうなってしまっている。というのがほとんどだと考えています。挙げれば良い。という判断ならロールアップの方が自然です。
一方でピラティスではこのロールアップの動きはできた方が良い。という判断をします。できない場合には背骨の動きが少ない。という考えに基づいていると思います。
僕の考えとしては両方必要になるって思っていて、人によってはヒップヒンジを強調する場合もあるし、ロールアップを強調する場合もあります。切り分けてどちらもできる方が良い。動かせる。というのはそれだけ体のコントロールが出来る。ということになります。
同じような動きだし、最終的な形はどちらも同じです。
体の使い方。そして姿勢の作り方を考えてトレーニングを行なっていくのに、偏らずに体のコントロールが繊細に出来るにこしたことはありません。