筋トレを行う目的

こんにちは。東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。

筋トレを行う目的

筋トレを行った結果得られるメリットはいくつもあります。ダイエットはそのメリットの中の1つに過ぎません。

筋トレを行う目的はただ1つ。筋肉をしっかりと破壊することです。

破壊というと語弊がありますが、合成と分解を繰り返す筋肉の性質を利用するので、筋肉を鍛える筋トレでは筋肉を成長させるためにまずは徹底して使うことをして破壊していくことになります。

先日、知り合いのトレーニングと話をしていたら、その子のトレーナーは1セット目に回数を多くして乳酸をしっかりと出すことを目的にされている。って話になったんです。

その回数も30回はやっている。とのことでした。

30回の反復って負荷としては弱い。っていう判断はトレーナーだったらすると思うんですけど、、、

乳酸を出す目的で筋トレ?を行うのはちょっとどうなんだろうか?って素朴に思いました。

確かに乳酸が出る運動は解糖系っていうエネルギーの供給回路です。それは無酸素運動として考えることはできるのですが、それが筋トレか?ってなった時にちょっと違うんじゃないかな?って思ったんです。

無酸素運動で行える最大時間っていうのは決まっていて、それは約40秒です。

ちょっと話が逸れます。

陸上400Mの世界記録はWikiで見ると43秒03。日本記録が44秒78です。

400Mの距離は一番無酸素運動の中で長時間と言われていて、それはタイムからも言われるように、ギリギリのところで無酸素運動としてエネルギーが無くなるっていうことを指しているんです。

800Mになるともう有酸素運動と考えています。

ちなみに世界記録をWikiで調べると1分40秒91、日本記録に至っては、1分45秒75です。
距離が倍になったら、世界記録で57秒、日本記録では61秒違うわけです。

それくらい無酸素運動で行える運動と有酸素運動で行える運動強度は違う。ってことになります。

話を戻します。

30回の反復を行うには1回の動きを3秒で行なっても90秒かかります。4秒だと120秒です。

エネルギー供給の観点から言えば、無酸素運動で行える時間は終わっているので有酸素運動に代わっています。

乳酸はもちろん出るので、エネルギー供給の割合として無酸素運動6割、有酸素運動4割みたいなイメージです。

乳酸を出すことが悪いというわけじゃないんだけど、筋肉への刺激をもっと強くしても本来なら良いと考えることができます。

ダイエットには15回で筋持久力を高める。っていう迷信?があるのですが、10回じゃダメなんだろうか?別に8回でも良くない?って思っています。そして筋肉はすぐに大きくはならないわけです。

仮に筋肉が多少大きくなったって、別に問題なくないですか?

ダイエット中に筋肉が増えないっていうのは結構言われていることだと思うのですが、それだったら尚更、強度を高めて、しっかりと筋肉への刺激を多くしたって良いと考えています。

仮にですが、筋肉が大きくなり過ぎたら、そこで筋トレを2週間くらい休めばすぐにしぼみます。

そんなに筋肉つけることに恐怖心ってある人の方が少なくなってきていませんか?

高齢者のお客様でも筋肉をつけないと。って思われている方は大勢いらっしゃいます。そしてそれはそんなすぐにつく物じゃないってこともご理解されています。

乳酸を出したら確かにキツく感じます。そしてやった感は出せます。追い込んでやった感も出せるでしょう。

それはトレーナーのエゴですけどね。

筋肉への刺激を高めて、筋肉を破壊して、それに気が付かないんだけど、翌日筋肉痛って方が良くないですか?

遅発性筋肉痛(翌日とか翌々日の起こる筋肉痛のこと)を嫌がっている人ってあまりいないように感じています。喜びながらこの前めっちゃ筋肉痛でした。って言われることが多いように感じています。

筋トレを行う目的は筋肉を破壊することです。そしてその結果体がどう変化していくのかを予想していくことが重要だと思っています。

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