こんにちは。神戸市東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
筋トレでつけた筋肉は使えない
こういうことを書いている人ってきっと日常生活での活動が著しく少ない人だと思っています。
実際問題として、筋トレでつけようが何かで筋肉をつけようが、筋肉は筋肉です。
そしてほとんどの方はそんなに筋肉そのものをしっかりと使って生活をしているわけじゃないです。
僕も別に日常生活において大きな力を発揮する場面ってありません。
その上で、筋肉は必要だと考えています。それは歳を重ねた後にわかることだと認識しています。今じゃない。
使えるとか使えない。って本当に意味がわからなくて、今のスポーツ選手。特にプロになる選手のほとんどはウェイトトレーニング(筋トレ)を行っています。一部例外の選手もいますが、それでも補強トレーニングとして筋肉への刺激を入れることは当たり前の時代です。
ランニングしたら筋肉が付く。って思っている人は相変わらず多いですが、筋肉がつく速度は圧倒的にウェイトトレーニングをした方が早いです。効率よく筋肉を刺激し、筋肉の成長を促すことが可能です。
今の時期ってプロ野球のオフシーズンで年明けにはこの冬で10kgの増量に成功。みたいな記事が出てくるのですが、これが上手くいかないのは、そんな数ヶ月で10kgも筋肉は増えないのに、体重が10kg増えているということは、脂肪も同時に付いているということです。
大谷選手が高卒でプロになった当初も細かったですよね。今のような体ではないんです。それを10年という期間をかけて徐々に体を大きくしていったんです。
ちょっと調べてみました。
大谷選手が19歳の歳の成績です
2割3部8厘 出場試合数77試合 ホームラン3本 安打数45
これが1年目の成績です。
きっとこの当時もしっかりと練習をしていたでしょう。これが精一杯の成績だということです。
そこから11年経ち
3割1部 出場試合159試合 ホームラン54本 安打数197
別人の成績です。
日々の努力以外にありえない数字です。
体作りをした結果ですよね。
これが使えない筋肉なのでしょうか?
ウェイトトレーニングで作った体が使えないというのはよくわかりません。野球だけやっていたらあんなに体が大きくなりません。
筋トレを否定する人の気持ちは僕には一切理解できませんが、一般の人で筋トレをすることによる健康面でのメリットは本当に多大です。
エネルギー消費を行い、正しく体を循環させることができ、メンタル面でも安定する。
否定している人はきっと筋トレを行っていないでしょうから、やっている人の気持ちなんてわかるはずもありません。
見た目が良くなる。とかは本当に筋トレの一部分でしかない。
他にもっと体にとってプラスになる面を知れば良いんですけどね。きっと分かり合えることはないと思っています。