こんにちは。神戸市東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
研修の内容
土日で行われたカンファレンスでは色々な講義を聞いてきました。
とても新しい考え方、地域の取り組みや現場での取り組みの話などとても面白いものが沢山ありました。
それと共に、最近の若者の能力の高さには驚かされました。Z世代の意欲はとても素晴らしいとも思いました。
僕も50歳という数字が着実に近づいてきているのでベテランの部類に入ると思うのですが、たまたま隣にいらっしゃった同年代の鍼灸師をしながらトレーナーをされている方と少しお話をしたのですが、若者すごいね。ってことで盛り上がりました。
そして、問題点も同時にお話をさせてもらいました。
優秀な若者が育たない原因もちょっと見えたカンファレンスでもありました。それに気がついている人が多いのかどうかはちょっとわかりませんが、研究者で生きていける人はそんなに多くありません。現場に出て、そして価値を提供していかないといけない。
働き方改革の影響もありますが、トレーナーの仕事は人との関わりにあります。
だから時間になったら終わりです。とはなかなかできない部分ってあります。これが良いか悪いか。時代に合っているかどうかははっきりいってどうだって良い。それで仕事の価値を見出せるかどうかだと思います。
トレーナーとして高校に勤務しながら、その中でどうやったらトレーニングルームに生徒が足を運んでくれるのか。アスリート高校生がどこまでウェイトトレーニングに価値を見出しているのか。と言うことを仰っていた先生がいらっしゃって、その中でご本人自らの働きかけて学校を巻き込み、部活動に頻繁に顔を出し、生徒との信頼関係を作りながら、トレーニングルームに来てもらえる取り組みをお話しされていました。
こういった若者トレーナーがどんどんと増えていけば、きっと将来は明るいと思います。
僕は彼のような意欲にあふれた人は好きですが、トレーナーの仕事はトレーニングを指導すること。って言う固定概念しかないとそういった発想にはならず、いつまで経っても、ハード面だけが充実していて、実際の利用している生徒は増えないと思います。
仕事を作り出せる人はどの会社に入っても重宝される。一方で固定概念カチコチだったら消えていくとも思います。
そういった話を聞けたので、僕は学校で働くことはないけれど、それを応用することはできるよな。とも思いました。
トレーナーはトレーニング指導だけをしていたら良い時代じゃない。
もっと大きな括りとして働けるように日々吸収、日々進歩できるように50歳を前に色々と考えさせられる時間となりました。