こんにちは。神戸市東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
ビシバシ鍛えてください
たまに言われることです。ハードに鍛えたい。と。。。でも実際には筋力があまりない人がほとんどです。
ビシバシ鍛えることって別に重いものを持ち上げることが大切なのではなくて、現状に合わせて負荷を設定することが大切です。
例えば、ベンチプレス10kgを8回ほどを持ち上げことができるした場合、12.5kgにすると5回位まで回数は減ります。
わずか2.5kgですが、その人にとっては大きな負荷となります。回数が減ることは確かに筋肉に対しては負荷をかけることができているのでトレーニングとしてはOKなんだけど、心肺機能にはあまり負荷がかかりません。息が上がらない。ってことです。
そうなってきた場合、僕はビシバシ鍛えているつもりでも、相手からすると負荷が足りない。って思われる場合があります。
そういったミスマッチというものはたまに起こります。
目的を達成するために僕は考えて行いますが、息をあげることが目的になってしまっているとちょっと方向性がズレます。
しんどいことをしたい。それが目的を達成することに繋がる。って思われている方って一定数いらっしゃいます。そうじゃないんです。
テレビなどでトレーニングをしている風景があるといつも思うのですが、テレビウケするトレーニングをピックアップされます。
そしてそれがさも効果的なような雰囲気にされます。汗をタラタラ流している場面だったりもします。
なんならタオルを頭からかけてぐったりしてたりもします。
筋トレって多くの方が勘違いをしているのですが、きついけど、ぐったりするほど追い込むことを必要ではない。ということです。
特に初心者の方はそこまでやったら体も心も耐えることが出来ません。
嫌になって1回で即辞めます。ビシバシ鍛えることができるのはトレーニングに慣れている人だけです。
ビシバシ鍛えることなんて本当は簡単です。それはトレーニングが上手にできる人だけです。
初心者はまずは動きを良くする。筋肉に程よく負荷をかける。汗もかくけど、ぐったりするほどはしない。そこがスタートです。
体を変えるのに時間がかかるのは筋肉の成長が起こってきてからです。ほんの三ヶ月ほどやっただけで大きな変化なんて訪れませんよ。