こんにちは。神戸市東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
必要なことを考える
お客様で糖尿病の方がいらっしゃいます。そのために運動を始められて、しっかりとトレーニングに励まれています。
数値は良くなったり良くならないときも現実問題としてあります。かれこれ、30年ほどの病歴になるそうで、上手く付き合っていくことを考えられています。
トレーニングで僕が考えていることは色々とありますが、まずはなるべく動いてもらうこと。筋肥大を狙うよりも常に体をしっかりと使う。そして多少の乳酸が出る程度の負荷をかけていく。トレーニングボリュームの確保。などです。
そのために脚のトレーニングを多めに最初にしていきます。重いものを持つと腰がダルくなったりもするので、自体重が負荷になるようにすること。そしてバランス力と柔軟性を高めることにも意識を向けていきます。
その上で、上半身のトレーニングは全てを立位で行うことをしています。
チェストプレスやローイングなど座ってトレーニングを行うことは出来るのですが、それだと一部の筋肉には負荷は強くかけれるけど、休んでいる筋肉を作ってしまう。だから立位でローイングやチェストプレスを行うことで脚での踏ん張りをトレーニングの一部として考えるようにしています。
何か絶対的な正解がないのがトレーニングになるので、このトレーニングを続け、体の変化をモニタリングしながら体が変わっていくのならそれを継続。逆に体への刺激が少なく体型が変わっていかないのならまた違ったアプローチを行う。ということをするしかない。
次の検査結果を見てまた新たに考えていく要素があるのかもしれません。ご本人は今のトレーニングで体型が変化してきているのを実感されています。お腹周りもかなりスッキリとしてきた印象を僕も持っています。
ご本人の頑張りが何よりも大切で、それのサポートをするのが僕の役割です。
できる範囲でしっかりとトレーニングを行う。これに尽きます。
体はやった分だけ応えてくれます。自分の頑張りは自分に返ってきます。それはやった人にしかわからない。