股関節を動かそう

こんにちは。御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。

股関節を動かそう

下半身のトレーニングは基本的に股関節の動きです。種目が違ってもレッグエクステンションとレッグカール以外は股関節が動きます。(他にも何かあるかもしれませんが、思いつきません)ということで、股関節の動きをしっかりと出せるかどうかはトレーニングの質に直結していきます。

ということで、スクワットやデッドリフトを行う場合でも準備運動としてはしっかりと股関節を動かしておくことで、バランスよく動けて結果的に綺麗なフォームになり、怪我のリスクを減らしていくことが可能になっていきます。

股関節のウォーミングアップ

 

バネを使って上から引っ張られている状態です。この状態で体幹の安定性が保たれていることがまず重要です。骨盤の後傾にならない程度の可動域で行っていきます。

動画の動きは屈曲と伸展です。伸展する時(足が下に降りていく局面)に膝も伸びてくるのでそこでしっかりと臀筋と太もも裏を使って足を下ろしていきます。バネの強さはそんなに強くないので、しっかりと使っているという感じではなくなんとなく使っているかな?くらいなイメージで行っています。

 

体を45度程度傾けて行っています。相対的に見て脚が外旋ポジションにいけばOKです。

一見動きはほとんど変わりませんが、太もも裏というよりも内腿をしっかりと使って行っています。内腿のストレッチも入ってきます。

そして外旋ポジションをキープすることでお尻の奥の筋肉(外旋六筋)も働いています。大腿骨の安定をもたらしてくれます。この2つのウォーミングアップをしっかりとやっておくと地面を捉えた時に安定した力を発揮することができるようになっていきます。

お尻のストレッチも行えたら行いたいと思いますが、基本的にゆっくりと伸ばすストレッチではなく動的ストレッチとして行うことが必要だと考えています。

この状態をしっかりと行った後に、スクワットを行っていくと動きがスムースにできるので、トレーニングの質が上がっていきます。

 

こんな感じですね。

さて。安定した状態でトレーニングを行うことも大切だと思いますし、より強い負荷をかけることはスクワットやデッドリフトが最適ですが、実際あまりパーソナルトレーニングのセッションでは多くは行いません。

ムキムキを目指す場合には大きな負荷をかけることはやっぱり大切だと考えていますが、私のスタジオではそれを必要とされている方がいらっしゃらないので、ここからは片足エクササイズなどを取り入れながら息がそんなに上がらずに体全体を使いながら鍛えていく方向へシフトしてきます。

バネを押す力を床に変えることで、体を持ち上げる。っていう方向へトレーニングを進めていきます。

 

ウォーターバッグ(5kg)を持って片足でのステップアップを行っています。スクワットで5kgだと持ってても持ってなくてももはやどちらでも効果は変わりません。片足でのバランス力を使いながらステップアップを行うととても難易度が上がりますが、しっかりと筋肉を使っている感覚を得やすくなります。

そして油断するとちょっとブレます。そしてBoxの上に上がった時にバッグを上に持ち上げることで腹筋を伸ばす意識を持つことができます。伸ばしながら力を発揮する。っていうイメージを持っています。姿勢作りの意識ができます。

バネを押す力を体を持ち上げる力に転換することは同じ動作なので頭として理解しやすいです。スクワットは両足で行うので、地面を押すってどういうこと?って感覚になりやすいので、重さを持ち上げることに意識が向きがちになります。

トレーニングは体を作るために行うもので、重いものを持ち上げるために行うわけではありません。

何キロ何回っていう数字に目が行きがちになるのですが、大切なことは丁寧に体を鍛えていくことだと考えています。

 

    無料カウンセリングお申し込み

    カウンセリングをご希望の方は、こちらからお問合せください。折り返しご連絡をさせていただきます。

    ご希望のコースを選択してください *必須

    迷惑メール対策にご協力お願いいたします。