こんにちは。御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
運動って短期的にやっても意味がない
体が多くの部位が可逆性に富んだ組織です。一部は可逆性でないものもあります。歯とか関節とか心臓とかはそうですが、肝臓は組織の70%程度取り除いても自己修復するそうです。
可逆性というのは元の戻す力のことを指します。
良い意味ではそうやって内臓が修復されますが、筋肉を使えば増えるけど、使わなくなったら減っていくという部分で可逆性です。
骨は骨折などはある程度修復しますが、骨粗鬆症のように組織そのものが弱っていくし、そこから劇的に回復するってこともないんです。
いずれ細胞から作ることができるようになるかもしれませんが、そうなったらパーツ交換になっていきますね。
この可逆性があることによってダイエットからのリバウンドが起こります。減ったものが元の戻っていく。ってことですよね。できればダイエットではリバウンドをさせたくはありません。
運動を長期的に行うことによって体型維持をしやすくなります。週1回の運動では難しいですが、週2回以上の運動で体型をより良く改善していくことができるというのはスポーツ科学が証明してくれています。
まあまあきつい強度の運動ですが決して無茶なことをいってるわけでもありません。慣れればできるよね。っていう程度です。
ただ、そこが難しい。そして、維持は基本できないので向上か衰退しかない。
やったら向上する。やめたら衰退する。シンプルです。
そして短期的にやって一時的に体重が減ったとします。達成感から運動をやめたらこの可逆性が発動するわけです。大体戻ります。
体質改善するために3ヶ月ジムに通ってた。って以前友人に言われたんですが、そのあとはやめちゃったそうです。体質改善できたからと。
体質改善は一生物の産物ではありません。一時的なものです。そして3ヶ月で体質改善できるとも思えません。
運動は体にとって、とても多くの恩恵があります。
それは運動している時間だけでないことはわかっていますが、運動やめた後にも一生プラスに働くほどの力は持っておりません。
可逆性があるからです。
だから運動をさあ始めよう。っていう意気込みはちょっと置いといて、自然体で、生活の一部になるまで粛々とやることが必要ではないでしょうか?
ちなみに僕は週5回程度の運動を行いますが、決してめちゃくちゃ楽しいと思ってやっているわけではありません。
ものすごく嫌ってこともありませんが、習慣として運動を行うってことをしております。
そうすることで、筋肉は常に進化しているはずだと信じてトレーニングを続けています。
40代中頃を過ぎたので、日々の積み重ねがとても重要だと感じる今日この頃です。