こんにちは。東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
増量期を作るべきなのか?
ご質問があったのでちょっと考えを書いています。
増量期っていうのは体重を一時的に増やして(しっかりとご飯を食べまくって)、筋肉量を増やして、そこから一気に絞っていく。っていうその体重を増やす時期のことを指しています。
ボディメイクの大会に出る人は増量期を設ける必要はあるのかな?って思います。それは、増量期というよりも、大会前の絞る時期がどうしても発生します。それはダイエットとはまた違って、減量期です。
脂肪を削ぎ落とし、筋肉量をなるべく減らさずにすることを目的としています。
ということは、大会に出る人には必要になるのかな。って思っています。
一方、そういった大会に出ることはなくダイエットを始めて、そこで停滞期になってきた人の場合。
増量期を挟むとそこからまたダイエットの食事に戻すのはちょっとキツくなるんじゃないかと思います。
その場合には、食事はしっかりと体にとって必要なものを確保しつつ、トレーニングの質やボリュームを高めていくことで筋肉量の増加は狙えると思っています。
ダイエット目的の方が、筋力トレーニングで半年やっている。そこから2ヶ月間増量期を挟んで、また減量する。って何か間違えていないのかな?って思ったりします。
そこに増量期を挟む理由が僕には見当たらなくて、大会に出たいのならそういう方法ももちろん考えられるのですが、それだって、また筋トレ歴は短いわけで、そんなに体の筋肉が鍛えられているわけじゃない。ベースとなる筋肉の発達はそこまでじゃないでしょう。
結局はトレーニングの質をどうやって高めていくのか。ってことは、トレーナーの問題になるような気がします。何を選択してどういう動きをして欲しいのか。そしてその筋肉の最大の可動域でトレーニングを行なって貰えているのか。などなど改善点はいくらだって見つかると思います。
安易に増量期、減量期って分けるのは体にとって負担だし、健康的であるとも思えません。
適切な食事と適切な運動、そして睡眠の確保に勝るボディメイクは一切ないです。断言できます。