こんにちは。神戸市東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
トレーニングは根性でやるもの?
昔の部活動は根性だったかもしれません。20年前とかその辺りは根性でやっている感じです。水飲んじゃいけない。とか体冷やしたらいけない。などなど今では考えられないことが当たり前のように思われていました。
スポーツ科学の進歩でこれらを数値化して、水分飲まないといけない。とか体を冷やして回復させないといけない。などなど、どんどんと研究されて、論文になり、それらを元に環境の変化をさせていき今があります。
運動は今や科学的に考えられているものです。もちろん部活動の練習とかでは厳しい練習もあるとは思いますが、厳しい=強くなる。というわけじゃなくなり、体の反応や体の回復に重きを置いていくようになっていることも事実です。
大人の体作りにおいてはもう最低限上手にやりましょう。っていう感じになっているように思います。僕がトレーニングを担当する時でもものすごくキツくすることってありません。というか必要としていません。
上手く動けるように工夫はしてもらいますが、息が絶え絶え、汗を吹き出しながら、膝に手をついて耐えている。とかってありません。
テレビなどでプロ野球選手が床に大の字になって苦しんでいる映像があったりしますが、あれ。パフォーマンスです。そうしないと必死さが伝わらないからです。
実際問題として野球の試合でそこまで追い込まれることってないですよね。野球の1回の運動時間ってピッチャーだと投げる時間(2秒くらい)と打たれた後にボールに反応してどこからに走る。(2秒くらい)なので大体5秒くらいで1回の運動は終わります。
野手ならもっと少ないです。外野だとものすごくボールがギリギリのところに飛んできたとしたらそこまで全力で走り、ボールを撮れたらそのボールを返す(5秒ほど)。落としたらそこからボールを追いかけボールを投げる(10秒以下)です。
そのあとは一旦休憩です。
息が絶え絶えになるようなスポーツではないんです。
なぜか筋トレってものすごくキツいって思われている方がいらっしゃるのですが、そうじゃないって大声で叫びたい!!
できる範囲で、できる回数でやるだけです。それを繰り返し行なっていけば筋肉は成長するし、日常生活は快適になるし、慢性的な不調の改善にはとても効果的に働きます。
正しい動きができている。というのは前提ですけどね。
根性でやる運動じゃない。科学的な知見を元にできる範囲でやる。ってことに尽きるんです。
安心して欲しいのは誰だってできる。ってことですよ