動きのエラーが痛みを産み出す

こんにちは。神戸市東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。

動きのエラーが痛みを産み出す

トレーニングの動作は基本的な動きは決まっています。そして人によってその基本から少し逸脱することがあります。それはもう身体的な特徴や、身体的な制限など。色々なその人ならではの問題によって変更を加える必要が出る。ということです。

だから完璧に決まった動きしか認めない。ってなると当然、その人には向いていない動きとなってしまう。ということです。

そしていつも正しいのことは、『お客様が快適に動けていること。』になります。

当たり前ですが、僕の見立てが正しい。っていうのは間違えです。

ご本人に確認をし、何か変な感じがないのかを確認してもらう。認識してもらえるように指導していくのが僕の仕事です。

どんなトレーニングでもエラーが続けば、体の不調に直結していくと認識しています。やれば良い。っていうのは素人考えで、やれば良い。っていうのは最終的には継続が出来ない。ということになるんです。

エラーがあるトレーニングでは最終的にどこかに歪みをきたし、そして痛くなってくる。その結果、トレーニングを続けることが出来ない。っていうことに繋がるからです。

たまにお客様に安全のマージン取りすぎじゃない?って言われることがあります。もっと出来るから。って思われるのかもしれないんですが、怪我のリスクを高めてまでトレーニングを進める理由って1つも見つけることが出来ないので、マージンは多めに取ることにしています。

もちろん、大丈夫。っていう判断をした場合にはしっかりと追い込んでもいくんです。

先日、カウンセリングに来られたお客様。

トレーニング経験があると仰られていて、スクワットをしていただいたのですが、重心位置が僕のイメージとはちょっとずれていたので、調整をしてもらったのですが、動きは圧倒的に楽そうになったんです。

スクワット1つをとっても重心の取り方でやりやすさは格段に変わります。

そしてスクワットの奥深いところは、やり方によっては筋肉に対して負荷をしっかりとかけれるけど、日常生活には役立たない動きをすることになる。というものがあります。

どういうことかと言うと、体重を踵側にかけすぎることで太もも前へしっかりと負荷をかけることができるんです。膝の曲げ伸ばし中心の動きになるので。

そうすることで確かに太もも前(大腿四頭筋)が発達するでしょう。それが悪いって言うわけじゃないけど、歩く動作って太もも前だけじゃないので、股関節の動き、地面を蹴る動作など、他にもやらないといけない動作が溢れている。そこにフォーカスしたスクワットもできるんです。

だからそもそもスクワットのフォームも変わってくるんです。

僕が指導するのは後者で、歩く動作が楽になるようにしていきたい。って考えです。

どちらが優れているのかは比べるものが違いすぎるので、言及はしませんが、ボディビルの大会にも出ない人が筋肉だけにフォーカスする理由ってあまり見つけれない。とも思っています。

そして動きとして安定している。と言うことも挙げられます。

膝のポジションということでブログ(こちら)も書いているのですが、別に膝を前に出したいわけじゃない。結果的にちょっとつま先よりも出るよね。くらいの感じです。

スクワットの膝が前に多少出ても痛みは出ません。正しくポジショニングしていれば。膝が全力で出ているスクワットは痛くなるかもしれませんけどね。

どちらにしてもトレーニングのエラーは体にとってマイナスに作用するし、痛みを産み出していきます。

そして忘れたらいけないことは、そのエラーは自ら作り出している。ということです。

トレーニングしていて、だんだんとどこかが痛くなるのであれば、それはそのフォームにエラーがある。という判断をするんです。

腰痛が出てくる。肩がコッテくる、膝が痛い。など色々と問題って現れますが、それらは自らのトレーニングフォームが招いた結果だということを忘ないようにしてくださいね。

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