こんにちは。神戸市東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。

トレーニングを戦略的に考える

前回のブログでは食事のことを戦略的にやっていきましょう。ということを書きました。

トレーニングも同様に戦略的に取り組んでいくことが必要だと考えています。

Fitness fieldに来られているお客様は20代から80代の方と幅広くご利用頂いております。

20代の方の場合にはある程度ハードに行ってもしっかりと筋肉も働くし、反応も良いので、色々なことにチャレンジしながらトレーニングを進めていくことが可能です。

一方、年齢が上がるにつれて、体のどこかに不調を抱えていらっしゃる方が増えてきます。

まずはその不調がどういったものかのかを考えていく必要が出てきます。そしてどこに動きの制限があるのかも評価をしていくことになります。

例えば、腰痛がある方の場合。

どの動きにどのような制限があるのか。そしてそれを代償して動いている場所はどこなのかなど、細かく分析をしていきます。

腰痛の場合だと直接的なもので言えば背骨ですが、骨盤と頭の関係、骨盤と大腿骨の関係。背骨そのものの動きの評価。などなど多岐に渡りますが、背骨だけを取り出せば、背骨の動きは6つだけです。その6つの動きに制限があるのならその動きを取り戻していくためにどのようなことをするのが良いのか。っていうように分析をすることでやることを明確にすることが出来ます。

SNSで腰痛にはこのストレッチ。みたいなことをアップしているのを見かけますが、そのどこかに個人によっては機能改善しない場合があります。ということが含まれます。それは1つの動きに焦点を当てているからに他なりません。

6つの動きを全て評価して、なおかつ、骨盤と大腿骨の関係をしっかりと見ていけば、どこに問題があるのかのおおよその検討はつきます。そしてそれを改善できるトレーニングやストレッチなどを処方することが出来ます。

そうやってパーソナルトレーニングって本来は進めていくことだと僕は考えています。

体作りや姿勢作りというのはその評価の元に進めていくことになるので、単純にこうやったら筋肉にしっかりと負荷が入る。とかは個人の感想ですよね。っていうレベルです。

まずは評価。そして改善できる何か。その繰り返しを行うことが結局、トレーニングの基本です。そして戦略的にトレーニングを進めていくことに他なりませんよ。