こんにちは。神戸市東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
重いものを持つよりも
若い人には重いものを持つ。ってことを意識した方が良い場合もあるでしょう。
トレーニングで大切なことは、重いものを持ち上げることではありません。当たり前ですが、重いものを持つ。ということはそれだけ怪我のリスクは上がる。ということに繋がります。
動きがしっかりとできている。尚且つ、軽いって判断ができたら重くする。が順番として正解だと考えています。
動きありきです。
先日、水球している高校生がトレーニングに来ていました。学校でもウェイトトレーニングはしている。ということで、フォームを見せてもらったらまあそれはちょっと問題あるよね。っていうフォームでやっていたので修正をしていきます。
スクワットやデッドリフトでも100kgは出来る。って言ってましたが、僕が見る限りではそれは怪我をするよね。ということで、フォームの問題点としてお尻の筋肉の硬さが問題あると考えてストレッチをしっかりとしてもらいました。
カチコチです。
水球の特性を考えると水の中で浮いているのですが、ボールを投げたり、相手を掴んだりする際には足の動きがとても重要になります。
本人には伝えたのですが、大切なことは無闇に力で勝負をするのではなく力のロスを無くすことを考えて動かないといけないよ。って。
体の動かし方は人によって本当に違います。そして力のロスを無くすことは重いものを持ち上げるよりも重要です。
力をどこに伝えるのか。どこをどう動かしたらその力を正しい方向に持っていけるのかを考えて練習やウェイトをしないといけないよ。って伝えました。
体つきが変わっていくのが変わっていくのは楽しいのはわかるんです。だからめっちゃしっかりとトレーニングにも取り組んでくれます。
でも、それは見た目だけが変わっているだけでパフォーマンスには繋がらない。って考えられるんです。
あくまでもスポーツをするときのパフォーマンスを意識してウェイトトレーニングをする必要があるんです。
競技特性や運動生理学など様々な要因が複雑に絡み合って体作りをしていくわけです。
重さよりも重要。ボールは1kgにも満たないんです。100kgのスクワットができても競技に繋がらないのならそれはただの自己満足に過ぎません。100kgのスクワットがパフォーマンスに直結するようにしていくのがトレーニングフォームであり、動き方の基本だと考えています。