こんにちは。御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
スクワットで下がって行った時に膝は出ては行けないのか?
この問題の回答は1つではない。って思っています。ちなみに私がスクワットをする時には膝はつま先よりも出てると思います。
写真で見る限り出てますよね。少しですけど。
そうなんです出てるんです。別に出そうと思って出ているわけではありません。無理に膝をつま先よりも後ろじゃないと行けないとも思っておりません。
重要視していることは、動きとして快適かどうか。です。
膝を後ろに行かせると踵体重になるんですよね。それが嫌なんです。踵体重で歩くことなんてできません。できなくはないけど、不自然です。
そしてトレーニングの大原則として特異性の原則があります。
鍛えた通りに成長する。ってやつです。そうなんです。膝を後ろに置いて、踵体重で鍛えたらその強化になるんです。歩き易さに繋がらないのです。
結果としてつま先よりも膝が前に出ています。
何を意識しているのか
体全体として
- 足裏全体で地面をしっかりと捉えられていること
- 股関節が屈曲をしていること
- 膝とつま先の方向が同じ
- 膝下と上半身が平行
この4つです。
そしてスムーズな動きを行っていくことです。なるべく楽に動きたい。負荷が増えようが、減ろうがフォームは変わらないんです。常に一緒であることなんです。
そうやって動き易さがあれば、それって関節に負担がないですよね。膝がつま先よりも前に出たらいけないっていう理由は危険だから。っていう理由のはずなんですが、スムーズに動けるものに危険であるはずがありません。
不自然な動きに危険はあっても筋肉の力発揮に邪魔なものがなければ何も問題なく鍛えていくことができます。結果的に安全で効果的に鍛えていくことができるわけです。
YouTubeなどSNSなどでも盛んに膝が出てはいけない。って書いていることを見かけますが、実際問題として問題ない場合は圧倒的に多い。出したいわけではなく結果的に出てるよね。ってことだと認識しています。
正しくトレーニングすることはSNSではできません。ってことです。