こんにちは。御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
体作りの基本
パーソナルトレーニングの中で重要視している部位の1つは股関節の動きです。どういう風に動いているのか、左右差はどういう感じになっているのか、荷重したときにどういうふうに筋肉や関連する関節を使っているのかを見て評価をしていきます。
丁寧に見ている場合と大まかに見ている場合とあるのですが、丁寧に見すぎるとこれがもうとんでもなくつまらない1時間のトレーニングになってしまうのです。難しい塩梅です。
もちろん動きのエラーが明らかで、そのまま続けたら膝や足首、股関節などに痛みが出てくるだろうと容易に推察できる場合には、その動きは即中止をするのですが、ある程度の動きで許容できる範囲の場合はそのまま行い、修正エクササイズを追加で入れるようにしていきます。
修正エクササイズがとっても重要
たとえばスクワットをトレーニングと考えるか動作と考えるかで色々と負荷のかけ方が変わっていきます。
スクワットをトレーニングと考える場合には、そこに負荷を追加していく。ということになります。
自重⇨バーを追加(重さは3kgくらい)⇨バーベル(10kg)⇨プレート追加(20kg+)
のように負荷を追加していきます。私のパーソナルトレーニングではあんまり行っていません。多少しますが、、、
動作としてのスクワットの場合
自重⇨修正エクササイズ⇨自重
という感じに戻ります。修正エクササイズで行うことはものすごく多くあります。
例を挙げると
・足裏の接地している場所を修正
・足首、膝のアライメント
・膝、股関節のアライメント
・骨盤、大腿骨のアライメント
・脊柱のアライメント
・体幹部のポジショニング
などです。まだ他にもあります。
その中でうまく動作が出来ていない部位についてよりシンプルな動きや柔軟性、剛性など必要な要素を修正していくエクササイズを選択していきます。
そして最初に書いたようにこの多くの修正トレーニングばかりをするととってもつまらないことになってしまう。負荷をかけることがあまり出来なくなるので、適度にやりつつ、やった感も大切にしながら、そして筋肉にも負荷をかけて筋肉の発達の手助けもしていく。ってことになってきます。
バランスって大切です。そしてより良いパーソナルトレーニングを受けてもらえるために必要なことは色々とあるんだな。ってつくづく感じています。
質の高いトレーニングができるようになるには、ベースとなる体が適切に動いていくことが重要になります。
無闇やたらに鍛えることは決して行いませんが、無我夢中で全力の力発揮をする感覚も気持ち良かったりもします。疲労感は達成感につながりますしね。
バランスを大切にしながら、そして体がしっかりと変わるようにサポートしていかないとな。って日々思っております。