こんにちは。御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitess fieldの前田です。
フォームは悪くないのに足が遅い
お客様のお子様が足が遅いんよね。っていうお話をされていました。走るフォームは悪くないと思うんだけど。っていうことで。
子供たちの場合には体の動かし方や意識の仕方などを説明しても頭で理解はしないので、実践が一番だと思っています。
地面を蹴る意識を持つことっていうのは大人の理論です。子供には、そんな理論よりももっと別のアプローチがあると思います。
以前、サッカー少年たちを指導しているときは、下り坂を思いっきり走れ!!って言ってました。
びびるんじゃない。転けても大丈夫(何が大丈夫かはよくわからない)っていう謎の根性論を投げかけて走らせていました。
スピードバリアの突破ってとても重要で、自分で走れるスピード以上を体感するとそのスピードに近づいていくってことです。
小学生には神経系の発達という素晴らしい体のシステムがあります。これが本当に大きな効果を発揮します。成長期って見た目だけでなく運動神経の向上などもあります。
お客様のお子さんのようにスピードが上がらないのは、スピードを出したことがない結果、どうやって体を前に進めたら良いのか理解していないだけなんですよね。
子供たちは筋力ってそんなにないので、力づくで何かをしようとしてもうまくいきません。神経伝達を良くすることが一番重要になっていきます。
体の使い方を感覚で知ってもらうことが重要です。
そのための下坂ダッシュです。慣れてくると子供たちは楽しんでくれます。物凄くスピード出るので、それに伴って足の回転数も上がり、歩幅も上がるので早く走れるようになります。
子供たちは色々な体を使った遊びをしてもらうことは成長においてとても重要だと考えています。