① 体重過多と分類される人のBMIの数値はどれか?
A 18.9〜24.9
B 25〜29.9
C30〜34.9
答え B
Aが標準体重、Cは肥満Ⅰに分類されます。肥満Ⅱは35〜39.9と分類され、それ以上に関しては極度の肥満と分類されます。
BMIの計算方法は確実にできるようにしておきましょう。テストによく出ます。
BMI=体重(kg)÷身長の二乗(m)
確実にできるようにしておきたいところです。
②肥満のクライアントに適切な運動はどれ?
A エアロビクスダンス
B ジョギング
C ウォーキング
答え C
走ることは勧められていません。実際に走ることはかなり膝や腰に負担がかかるので無理だと思います。エアロビクスのような場合には、体重移動を伴う片足バランスが含まれるものについては適切でない。というのが教科書的な考え方です。
③肥満のクライアントが初めに行う有酸素性トレーニングを行う際の運動時間は何分が適切か
A 10分
B 20分
C 30分
答え A
短い時間でも継続できるかどうかをモニタリングしておくことが大切になります。10分でも実際にはきつい運動になることもあります。20分以上とか思わないことです。体力レベルが低い場合には短い時間。っていうのが鉄則になります。
④ 肥満のクライアント(運動経験はほとんどないと考える)がエクササイズ中に目安にする運動強度の指標はどれ?
A カルボーネン法で75%程度
B LTの強度で行う
C RPE
答え C
RPEは主観的運動強度です。クライアント自身が運動強度を決めてOKということにするのが安全であるということの前提になります。
⑤ 肥満のクライアントへ食事制限をする際に最も適切な対応はどれ?
A 糖質制限を勧める
B タンパク質制限を勧める
C 栄養士へ照会する
答え C
アメリカ的な発想です。もちろんトレーナー一人で抱え込むことでもありませんので、基本的に栄養士へ照会する。っていう選択肢を選ぶことが一番無難です。