こんにちは。御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
ストレス発散効果
今の社会情勢的にストレスが普段よりも多くなっている方もいらっしゃると思います。反対に在宅ワークがものすごく性に合っていてストレスから解放された方もいらっしゃるかもしれませんね。
運動ってストレス発散効果がとても高いのは皆様ご存知の通りです。いきなり何を始めたら良いのやら。って感じかもしれませんね。
一番簡単なのはウォーキングではないでしょうか?その辺をブラブラと歩いてみるのも良いんじゃないかと思うんです。20分くらい歩くと結構体は暖まってきます。
移動としてではなく運動としてのウォーキングってなかなかする機会ってないですよね。
体作りにおいてのウォーキングの効果は限定的です(見た目の変化は乏しいです)が、精神的なものにおいてのウォーキングはとても効果的です。リラックス効果はとても高いですし、ストレス発散効果もあります。
運動そのものってやはりストレスではあるのですが、運動強度が低い(ウォーキング)ということにおいてストレスも少なくむしろ発散効果の方が高いです。
のんびり散歩ってなんだか憧れます(私は散歩しないので)が、海沿いとか気持ちよさそうですね。
パーソナルトレーナーとしては
私はまあまあ激しい運動を推奨しております。それは体を変えるという部分においてはある程度の負荷をかけることが必要だと考えている結果そうしています。
だからといって別に緩いトレーニングがダメだとは思っておりません。
体調によっては緩い日があって良いと考えておりますし、むしろ緩い日があるからこそ、強度の高い日を作ることができるわけです。いつも全力で。っていうのは無理があります。大人になってそこまでストイックにトレーニングを継続できる方の方が少ないです。
体作りにおいては強度は必要です。ストレス発散するためには強度よりも何か運動をすること。そして20分以上の継続時間で実感することができます。
歩き方は大切
ウォーキングがストレス発散に良い。ということにおいては間違いがありませんが、歩き方が悪いことでマイナスの効果があります。
主に
- 膝が痛くなる
- 足首が痛くなる
- 腰痛が出る
- 肩がこる
こんな感じの症状が出ることがあります。*関節や筋肉への負担が一部分に偏った結果です
脚の運びや歩き方そのものに、何かの歪みがあると体全体に広がって行くことが考えられます。
トレンデレンブルグ歩行のデモ
— 前田 俊太 (@maeda_shunta) December 19, 2019
なかなかむずかしい pic.twitter.com/lBbCEEC4Ci
こんな感じで足の運びと共に体が左右に揺れてしまうのは体にとってのストレスになります。そしてこれを20分とか続けると色々なところがおかしくなってきても不思議ではありません。腰がグニャってなっていますし、左右に頭が振られているので、肩周りを固めておかないと体が倒れてしまいます。その結果、肩が凝ってきたりと。さまざまな弊害が見えてきます。
なるべく綺麗に歩こうと努力することは大切なことだと考えています。
こういう風に歩きたい pic.twitter.com/G513Fl8E4u
— 前田 俊太 (@maeda_shunta) December 19, 2019
お腹周りの力は入っていて、イメージとしては頭が上空に引っ張られている感覚です。胸を張りすぎると腰が疲れてくるので、自然な状態のままです。
早く歩くことはあまり重要ではありません。心拍数だけを考えれば早く歩くことは、運動強度が高くなり、その部分では多少有効に作用するかもしれませんね。
ストレス発散のためには自然なスピードでOK。ゆっくりでもOKです。むしろ痛くなって歩けないようになる方がマイナスな作用です。
静かに歩く。って考えると丁寧に歩くことにつながるので、足の運び方や地面の接地がよくなることが考えられます。基本的な足の接地順は
踵→小指側(小趾球)→親指側(母趾球)
になります。そして母趾球が着いた時もそこで押し込まない。母趾球で地面を押す意識を持つと体の構造上、膝が中に向きます。ニーイン(knee-in)(googleでの検索結果)という状態になります。これってとても膝に負担がかかるのですが、街中で歩かれている方でもよく見かけます。
今回のテーマはストレス発散ということなので、丁寧にゆっくりと歩くことにフォーカスしながら、そして綺麗に歩くように心がけてもらうことが大切です。その上で継続していくことで、気分が落ち込みにくくなると思います。
運動の効果をうまく利用してまだまだどうにもならない今の状況を上手く乗り越えて行きたいものですね。