こんにちは。御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
体の調整をするトレーニング
先日、後輩のパーソナルトレーナーから連絡があって、トレーニングのアイデアが欲しい。ということで、彼のジムへ行ってトレーニングをしてきました。30歳の彼はかなりのムキムキ。190cmで100kgちょっとくらいある大男。横に歩いてたら、もはや私のSPです。
彼が考えているのは、体の回旋動作をどうやって導き出すのか?っていうとっても大切でとっても重要なことを質問されたので、どうやってトレーニングをすすめていこうかな?って考えつつ、実際に彼の体を評価してそして、それについて問題点を洗い出して、そこをよくするための基本的な動作をしてもらいました。
体の調整をする pic.twitter.com/uZcfzdjNK3
— 前田@fitnessfield (@fitnessfield2) June 14, 2021
ケーブルを使った片足でのローイングです。右足が軸のローイングです。体重のかかり方が外側へ行ってしまっています。母指球に乗りすぎは膝が内に入ってしまうので、よくありませんが、ここまで外側へ行ってしまうと負荷が弱くてもうまく動作ができません。
ちなみにムキムキではありませんが、私もやってみました。
力は最低限使う pic.twitter.com/94bf4T52L8
— 前田@fitnessfield (@fitnessfield2) June 14, 2021
こんな感じであまり頑張り過ぎずに動きたいんです。できるから良いとかできないからダメとかではなくここに課題があるよね。だからこれをよくするために何を選択してどうやってアプローチをしていくのかを考えることが重要になっていきます。
そして左右差も意識して行います。
体の調整をするトレーニング pic.twitter.com/XGx1Vd7HlT
— 前田@fitnessfield (@fitnessfield2) June 14, 2021
左足が軸になっている方が多少マシです。右利きの方は、左足が軸足になるので、普通は左足が軸足でのエクササイズの方が上手くできます。
このようにまずはトレーニングをしながら体の評価をして、そこで上手く動けるように導いていくことがトレーニングの基本となります。
股関節の動きを理解する
股関節の動きを理解していくとどういうトレーニングを選択していくのかをあまり考えなくてOKだったりするんです。
股関節の動きは6つ。屈曲、伸展、外転、内転、外旋、内旋です。
この動きを全て行う。その上でできる限りの可動域を高める方法を用いて行うこと。をしたら良い。って考えています。その1つが
股関節のモビリティを高める pic.twitter.com/KWiEeI6f10
— 前田@fitnessfield (@fitnessfield2) June 14, 2021
その1つがこれです。外旋、内旋、外転、内転動作が入った可動域アップトレーニング?ストレッチ?です。
ここでも硬さは見えるのですが、こういう動きをできる限りいっぱいやって可動性を高めていくようにすることはとても重要なポイントになってきます。特に彼は筋肉量がかなり多いので、こういう可動域を改善するトレーニングを行う際に 筋肉が邪魔だったりします。
モビリティ pic.twitter.com/jvim0yousV
— 前田@fitnessfield (@fitnessfield2) June 14, 2021
一般的な筋量だとスムーズに動けます。そしてこの時にできる限り体幹部の安定性と骨盤の前傾をキープできる必要があったりします。
多くの筋肉をつけることで体が硬くなっているというのは誤解ですが、大きくなった分、使えるようになっていけばとても素晴らしい体に仕上がっていくことは間違いありませんね。