完璧なエクササイズ

こんにちは。御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。

完璧なエクササイズ

4分で痩せる。1日1分で肩こり解消。などなどキャッチーなネットニュースが溢れております。
4分で痩せるの代表格。HIIT。高強度インターバルトレーニングの略ですね。20秒やって10秒休憩を8セット。きつい運動(と思っている)を短い休憩時間でパパッとやっていく。ってやつです。

私たまにやります。バイクで全力で20秒めっちゃ重くして漕ぎます。

10秒休憩したらまた20秒漕ぎます。4セットくらいまでは出来ますが、それ以降は出来ません。もう疲労困憊になるからです。先に言っておくとHIITで必要なことは心拍数を90%くらいまで上げないといけない。ってことです。
このトレーニングを始めたのは、スピードスケートの選手たちです。全身持久力を高めるためにリンクの上じゃないところで最大限追い込むためのトレーニングとしてこの20秒10秒のトレーニングを行っていました。

私結構運動している方だと思います。まあまあの頻度でやっております。それでも全力でやったら出来ません。

運動始めた人がすぐにそれができるのでしょうか?答えはきっとNoです。

残念ながら本当にできている人ほとんどはいらっしゃいません。ゆるい筋トレを20秒やって10秒休憩してまた20秒。ってできるかもしれませんが、それはHIITではありません。LIITでしょう。

HIITのHIはHigh IntensityのHIです。高強度っていう意味です。高強度っていうのは、90%前後を指します。この場合は心拍数が最大心拍数の90%くらいを指します。一般人の私たちにはほとんど経験をしたことないような強度です。

無理なんです。もう一回言います。できません。無理です。

LIだとLow Intensityになるので低強度ってことですね。

万が一HIITが4分達成できたとして、果たして本当に痩せるのでしょうか?

これも答えはNOです。4分じゃ無理なんです。人間の体はそんなご都合良く痩せるようにはできておりません。このトレーニングで得られるメリットは、全身持久力の向上です。

簡単に言うと激しい運動をしても耐えれるようになる。

ってことです。脂肪燃焼効果がめちゃくちゃ高まる。とかはないんです。これはもう実験結果でも出ているのです。まあそうですよね。スケート選手が全身持久力をつけるためにやっていたものと同じと書きましたが、痩せる理論だと、スケート選手は痩せていってしまいます。彼ら、彼女たちの体重は厳密にコントロールしています。

1分で肩こりが治るストレッチ。1分だと1つか2つのストレッチです。魔法のストレッチってあるんだろうか?って考えちゃいますが、実際にはありません。

完璧なエクササイズ。って色々と考えてみたんですけど、どの種目も1つだけで終わるってやっぱりないです。

強いて言うなら、『筋力トレーニングを全身くまなく行う』でしょう。

得られるメリットはとても大きいです。痩せないかもしれません。でも、体のラインはよくなる。姿勢はよくなる。肩こりも解消される。腰痛も改善されていくでしょう。

見た目だけでなく細胞が元気になる。血液の数値が良い状態になる。など見えない部分にも多大な恩恵はあります。

唯一のデメリットはしんどいです。

私だってしんどいことはしたくはないです。でもメリットを考えるとやらないっていう方がどうかしていると思って日々筋力トレーニングに励んでいるわけですね。

メリット>デメリット

この図式が成立しているのでやっているんですよ。ちゃんとやったら間違いなく体変わりますよ。

 

 

 

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