こんにちは。東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオfitness fieldの前田です。
背中がカチコチの方っていらっしゃいますよね。一見姿勢が良いように見えるのですが、なんだかゴツゴツしている感じの方。もっと柔らかくなったら良いのにな〜。って感じることがあります。
背中の硬い方の特徴
その方たちの特徴として前屈が得意。背中は丸くならないのですが、ハムストリングス(太もも裏の筋肉)がものすごく柔軟性が高くなり過ぎて、前屈だけはとりあえず行ってしまう。一見、体が柔らかいと思われるのですが、全体としてみた場合には、肩こりや腰痛の原因になったりもしています。
筋膜のバックラインです。全体として背中の代わりにハムストリングスが長さを補っています。そのために、背中側に何かしらの違和感や痛みをお持ちの方が多い。
解決方法
こういう動きをして背骨をしっかりと動かす。まずはストレッチです。
長いのでタイムラプスにしていますが、実際にはゆっくりと動いていますし、回数も多めです(1つにつき20回程度)それは、固まっているものは直ぐに柔軟性を取り戻すことができないので、時間をかけてゆっくりと動かせる範囲で動かし続けていくことが必要になるからです。
上半身の動きが出てくれば、今度は、ハムストリングスの柔軟性を筋力を伴うようにしていきます。
単純に筋トレですね。デッドリフトをしてハムストリングスを鍛えていくことが大切です。
デッドリフト pic.twitter.com/jJwxJowDbg
— 前田 俊太 (@maeda_shunta) January 6, 2020
股関節の屈曲は得意なので、その動きにしっかりと筋力をプラスさせていくことで結果的に不調を取り除くことに繋がっていきます。可動域の調整は気をつけながら行なっていきます。
このようにして背中の硬さを取り除いていくこと。そして、太もも裏をしっかりと機能させることが背骨の硬さを解消する最初のステップです。その後に個別に何が必要なのかは体を見て判断をしていくことになります。
これがすべてではないのですが、ベースとしてこの考えがあって、そこからプラスするのか何かを省くのかはひとによって変わっていくんです。答えがある訳ではないことをああでもない。こうでもないと頭の中で試行錯誤するんですよね。