こんにちは。御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
地面を蹴る
パーソナルトレーニングの中でとても大切にしていることの1つです。
下半身のCKC(クローズドキネティックチェーン 足裏が地面についていること)でのトレーニングの場合には、地面の反力を使うことになります。それは意識していても意識していなくても使っているんです。
スクワットでもしゃがんでそこから上がってくる際には地面を押しています。膝を伸ばす意識や股関節を伸ばす意識は持つことは簡単ですが、その流れで地面を押してほしい。もっといえば、地面を強く蹴ってほしいんです。見た目は変わりませんが、意識の持ち方は全然違います。
そして負荷が高まれば高まるほど、この地面を蹴る。という意識がどんどんと重要になっていくんです。
作用反作用の法則
物理が嫌いな僕でも知っている有名な法則です。
押すと押し返される。っていうものです。60kgで押せば、60kgで押し返されるんです。(物が止まっている場合)
押し返す力が強くなれば押した方向へ移動します。水はこの作用が弱いので水の上に立つことができません。
スクワットも同じで体重プラス負荷が地面に伝わっています。
そして地面を強く蹴る意識を持つことで力強く上がってくることが出来ます。
膝を伸ばす意識や、股関節を伸ばす意識は必要ですが、重要度でいえば圧倒的に地面を蹴る。ってことになります。
見た目はほとんど変わらないのですが、意識の持ち方はとても大切です。
そしてどうやって地面を蹴るの?って思われる方も多いのも知っています。どういうこと?って言われますが、頭でわかってても体で表現できない。ってことはよくあります。
ただ、もうこれはしっかりとやっていくことでしか理解はできません。
トレーニングは実践が一番重要です。頭ではしっかりと考えることも大切ですが、それ以上にやることが体を変える唯一の方法ですよ。
正しく鍛えて、綺麗な体になる。この正しく鍛えるって本当に難しいです。