こんにちは。御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。

ヤムナボディローリング<股関節>

ヤムナワークのご紹介をしていこうと思います。今回は股関節編(基礎)です。

ヤムナボールの上に乗って筋肉を感じつつ骨にアプローチするイメージを持って動いていきます。

とりあえず何もする前のストレッチの限界はこれくらいです。そんなに硬くはないと思っています。劇的に柔らかくもないですけどね。

お尻へのワークお尻全体を動かしていきます。ワークはかなり細かく動いていきます。骨盤をしっかりと感じながら、筋肉の走行に沿って動いていくので、解剖学を理解していないと何をやっているのかよくわからないって言われるんです。

だからヤムナのレッスンをするときは、パソコンの解剖学アプリを使って説明をしながら進めていきます。

こんな感じで1つづつ筋肉の付いている部分を知ってもらうことが必要になります。逆にいうとそういうの面倒って思われている方はヤムナワークに向いていないんです。形だけを真似しても結局何をやっているのかわからないからです。

何も感じない。って言われることもありますが、最初はなかなか感じることが難しかったりします。

太ももの外側。大腿筋膜張筋も行なっていくのですが、ほとんどの方はここがものすごく固まっています。ものすごく痛い場合があります。固まってる〜って感じることが出来る部位です。

ボールに体重をかけていくということが大切になります。その中で牽引がされるようにしていきます。引っ張るってことですね。上の写真の場合、ボールを支店として太ももは写真の右側へ。上半身は左側へひっぱている感じです。そして痛いです。かなり痛いです。

ボールを股関節の前側へ持ってきました。腸腰筋という筋肉へのアプローチになります。体の上下を繋いている筋肉です。股関節の屈曲(前に曲げる動作)をしやすくするためのアプローチです。

ボールに対して、体を左右に動かすと筋肉をゴリッと超える感覚があります。固まっていると結構痛いのですが、ゆっくりと動くことでジワジワと緩んでくる感じを得ることができます。

ボールを支点、上半身を上側へ、下半身を下側へ伸ばす動きになります。なるべくボールは体の奥深くへ入っていくように呼吸をしてリラックスしながら、伸ばしていきます。ここでも左右に小さく動きながら筋肉が緩んでくるのを待っています。時間と共に緩んでくる感覚が得られるととても気持ち良いって思えます。

前にボールがある状態から太ももの内側へボールが移動します。内転筋へのアプローチです。内転筋はとても弱りやすい筋肉だな。って感じているのですが、内転筋の筋機能の向上は脚のラインを作っていく上で絶対に必要になります。弱って固まっていると足のラインは崩れます。

内転筋には膝の手前で終わっている筋肉と膝を越えている筋肉があります。そのために膝が曲がっている状態で行うことと、膝が伸びている状態で行うようにするワークが必要です。

この時に体幹を使って体を支えるのですが、内転筋と腹筋が共に上手く働かないと骨盤のポジションが崩れていく要因になっていくので、ワークも大切だけど、ここは鍛えるという部分でもあります。

股関節の基本的なヤムナワークはこんな感じになります。

実際にやってもらわないとなかなか感じることができないものになっています。ボールを上手く使って体を丁寧に使うっていうことが重要になってくるものです。そしてボールから離れた瞬間の開放感を味わってもらいたいな。って思ってもいます。解き放たれた。って感じることができます。そして動きもとても変わっていくものです。ワークに慣れるまではなかなかその効果を感じることは難しいのです。あっという間に変わっていくものです。

10分ほどのワークのあとです。

元々が

これくらいです。

細かい部位をもっとやればまだまだ変わっていきます。

体を緩めてより動きやすい状態を作って快適な体になっていきたいものですね。