股関節屈曲筋群のストレッチ

こんにちは。御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。

股関節屈曲筋群のストレッチ

  • 大腿直筋
  • 腸骨筋
  • 大腰筋
  • 縫工筋

この4つが基本的な股関節を曲げる(屈曲)させる筋肉です。

ちょっと細長い画像ですが、腰椎から始まっている筋肉が大腰筋、腸骨から始まっているのが、腸骨筋、腸骨の端から始まっているのが、大腿直筋と縫工筋です。あえて難しい名前は書きませんが、外側ギリギリのところです。

この筋肉たちの作用は太ももを前に曲げる働き(屈曲)がある筋肉です。ここが固まると色々と弊害が出ることが多く、股関節そのものが痛くなったりする場合もあるし、歩きにくくなったりすることもあります。

以前書いたブログに股関節周囲筋がスクワットに影響を及ぼす(記事)ことにも書いているのですが、痛みが出やすい部位でもあるので、より深く掘り下げていこうと思います。

この写真はストレッチですが、これは基本的な可動域のテストになります。

膝が体よりも上に上がってくる場合には、股関節の屈曲筋群が固いという評価になります。

この場合には股関節の機能が低下していることが考えられるので、ストレッチを行っていくようにしたいです。

腸骨筋と大腰筋

ちょっとバランスがとりにくのですが、

この姿勢からスタートです。膝の下に置いているマットは膝が痛くならないようにひいているだけで、ヨガマットなどがある場合には特に必要はありません。

体を前に持ってくと右の腸骨筋、大腰筋のストレッチになります。

 

この筋肉です。腸骨筋は、腸骨から始まって大腿骨の内側、大腰筋は腰椎から始まって、腸骨筋と同じ大腿骨の内側についています。そのために膝の屈曲には関与しないので、上の写真のようなストレッチをする場合にこの筋肉のストレッチになります。

大腰筋は、背骨(腰椎)と大腿骨を繋いでいるので、上半身が前に倒れてしまうとストレッチにならないので、しっかりと上半身を起こしている状態でストレッチを行う必要があります。

大腿直筋と縫工筋

スタートポジションは同じです。

ここから始めます。

膝を曲げて同じ側の手で足を持ち、引き上げます。

大腿直筋、縫工筋共に、膝を超えて脛骨についています。そのために、ストレッチする際には、膝の屈曲をすることで伸ばすことが出来ます。股関節伸展、膝関節屈曲でストレッチを行うことができるので、膝を持つことが必要になります。

この時にも上半身はしっかりと起こしておくことで、股関節の伸展になります。

基本のストレッチはこんな感じになります。

バリエーション

股関節屈筋群のストレッチのバリーションがいくつかあります。

体側を側屈。イメージとしては大腰筋の起始部が腰椎と書きましたが、詳しく言えば、腰椎の横突起になります。腰椎の横から始まっています。側屈することで、その横突起を上方向へ持っていくことで、起始部を引き伸ばしてストレッチの強度を上げることが出来ます。

その分、姿勢の保持するために体幹のバランス力が必要になります。

このように体の構造を考えていけばいくらでもストレッチの方法は考え出すことができるのです。形だけのストレッチではなく、筋肉の走行や付着部を考えていくことはとても重要でその結果より良い体作りにも役立っていきます。

 

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