こんにちは。東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
筋トレで脂肪が燃える
こう思われている方がいらっしゃるのかどうかわかりませんが、筋トレで脂肪が燃える。ってどういうことなんだろう?ってちょっと考えてしまいました。
筋トレというのは、無酸素運動です。筋肉に対して負荷をかけて、筋肉の成長を促すものです。その時にエネルギー源はほとんどが糖質です。90%以上は糖質を利用して筋トレを行うんです。
反対に有酸素運動は、長い時間継続して動き続けれる運動のことを指します。ウォーキングやランニング、自転車などです。この時に使用するエネルギー源は運動強度によって変化していきます。
ある程度運動強度が高いものは糖質の割合が増えるんです。70%くらいを糖質からエネルギー源としていたり、もっと激しい有酸素運動の場合は90%位を糖質からエネルギーを使っていくことになります。
だから脂肪がエネルギー源として使われるのは結構少ないんですよね。
だからと言って脂肪が燃えないと言っている訳では無いんです。
運動後には心拍数も落ち着いてくるのですが、しばらく体温は高い状態をキープしています。
*これをアフターバーン効果って言います
体温を出しているのは糖質と脂質です。体脂肪を分解してそれを血液中に取り込んでどんどんと消費している状態になる訳です。
だからこの効果を狙っての筋トレだったら、脂肪が燃える。っていう表現は間違いではないということになります。
ただ、これを期待できるのってかなりの筋トレのボリュームがないと期待もできない。
どれくらいのセット数や回数かはなかなか文献もありませんが、3セットや4セット程度ではそれは期待することはできません。
簡単にそんな運動後にじゃんじゃん脂肪が燃焼しまくるというのは考えられません。
時間にして30分以上はしないといけないのではないでしょうか?セット数で言えば15セット以上?って感じでしょうか。
どちらにしてもそんな簡単に筋トレでバンバン脂肪が燃えるとかはあり得ません。
そして筋トレ中に脂肪が燃えることもありません。
地道にコツコツと体作りに励みたいものですね。
コメント