こんにちは。東灘区御影にあるパーソナルトレーニングスタジオFitness fieldの前田です。
トレーニング中に腰痛になる
当たり前の事ですが、これって完全にトレーナーのミスです。腰痛を良くしようと思ってトレーニングに来られる方もいらっしゃいます。
全ての腰痛が良くなるとは言いませんが、骨(背骨や骨盤、大腿骨)に問題がないということがわかっている場合には体の動かし方や筋肉を鍛えることで良くなる可能性はとても高いと考えています。
その上で、トレーニング中に腰痛になる。というのは動きのエラーが間違いなく存在しています。
トレーニングエラーってかなり簡単に発生をします。初めてトレーニングをされる方で、スクワットを正しくできる人っていらっしゃいません。やり方を知らないのに上手くできるわけがないんです。
だからそれをちゃんとできるように指導していくのが僕の仕事です。
腰痛のためにデッドリフトをトレーニングとして入れることがあるのですが、これはものすごく注意を払って行ってもらうようにしています。
フォームがしっかりとできていれば、腰痛の緩和に役立つ。逆にフォームが悪いと腰痛の悪化を招く。っていう両極端な結果を招きます。
だからフォーム作りの段階では木の棒で行いますし、負荷をかける時も3kgくらいから始めます。徐々に増やしたり、バーベルじゃなくケトルベルを使ったり、パワーバッグを使ったりと体に沿わせやすくする工夫をして徐々にやっていく感じです。
バーベルで重さをかけていくのはその後ってことになるんです。
デッドリフトって検索をすると画像がいっぱい出てきます。そしてその中にはとても危険な説明画像もあります。背中が丸くなっているのは、こうなったらダメですよ。っていう見本なんですが、反り過ぎている画像はそれでやりましょう。というのが出てきます。顔は完全に前を向いています。
顔が前を向くってことはその姿勢のまま立ったら、顔は天井を向いていることになります。首がどうなっているんだ?ってことになります。
トレーニングのエラーは指導者の知識不足から来ることがほとんどで、その結果、お客様の体の痛める原因になるようなことをさせてしまっているんですね。
トレーニング中に腰が痛くなるのは、その動きが正しくない。っていうことに他なんりません。そしてそんなトレーニングは一刻も早く辞めて違う種目に変えていくことが必要です。
痛みなくして成長なし。っていう言葉がありますが、腰に関してはそうではありません。
腰が痛くなるようなトレーニングは即刻辞めるべきですよ。